パジェロ 1985年ダカール優勝車
初代パジェロをペースにしたこの車両は、市販車をベースとしながら各所に大幅な改造が施され、230馬力を発生する2.6Lのエンジンで、砂漠での最高速度は200km/hを超えるものになりました。
パリダカ参戦3年目の1985年、過酷なコースを耐え抜き、ワンツーフィニッシュの快挙を成し遂げました。
ゼッケン189のこの車両は、ドライバー:パトリック・ザニロリの優勝車両。ちなみに、2位はアンドリュー・コーワンの車両でした。
三菱自動車と言えば、コルトギャラン、ランサー、スタリオン、ギャラン、パジェロ、ランサーエボリューション、ミラージュなど、ラリーと切っても切り離せない車両を数多く生み出し、世界中で輝かしい戦績を残してきました。
中でも、パリダカは日本での認知度が非常に高いモータースポーツのひとつで、パジェロがその重要な役割を果たしたと言っても差し支えないでしょう。
しかし、2009年、三菱自動車はダカールラリーのワークス活動終了を決断し、26年の歴史に幕が下ろされたのでした。
このパジェロのミニチュアカーは、毎月1台、合計6台が発売される予定です。