救命病棟24時
ひとつ屋根の下2、ランチの女王、そして、救命病棟24時 第2シリーズ。
救命病棟24時は、第1シリーズでは、研修医として都立第三病院救命救急センターに配属された小島楓(松嶋菜々子)が、凄腕救命医の進藤一生(江口洋介)のもとでくじけそうになりながらも成長していく様子とともに、数々の救命医療現場の実情や問題を描いたものだった。
第2シリーズは、港北医大救命救急センターを舞台に、心臓外科から転属させられ、最初は文句たらたらだった香坂たまき(松雪泰子)に影響を受け、医療から離れていた進藤が救命に復帰。大学病院の院内人事や人間関係のゴタゴタに巻き込まれながら、救命医療の理想を描いていた。医局長役の渡辺いっけいがいい味を出していた。
第3シリーズは、東都中央病院高度救命救急センターを舞台に、東京都で直下型大地震が発生した後の数々の問題と、復興していく様子を生々しく描写していた。ヒロインには小島楓が再登場。
非常事態の中での残酷なまでの現実の描写に、本当に大地震が発生した時のことを考えると、もっと残酷で悲惨なことになるのが容易に想像できて暗い気持ちにもなったが、非常に勉強にもなる内容だった。
余談だが、第1シリーズは、残念なことに何らかの問題で再放送もDVD化もされずお蔵入りの状態。地上波TVでの再放送というと、第2シリーズばかりだ。
それにしても、進藤先生、カッコよすぎ。ちょっと完璧すぎるよな~。
「救命病棟24時」は大好きなドラマのひとつだ。