カタナのスイッチ活用
学生の頃に乗っていたHONDA CBR250R(MC19)はタンクの下の同じような位置に丸いノブがありました。CBRのは燃料コックのノブだったので、以前はカタナのも燃料コックのノブだと思っていました。
いきなり脱線しましたが、秘密装備とはチョークノブの下にある黒い2つの四角。
カタナ乗りなら誰でも知っているコレは「スイッチ」なんです。と言っても標準では何もつながっておらず飾り状態なので、ユーザーが自由に使うことができます。
今までこのスイッチは使っていませんでしたが、ナビ用の電源(サインハウス MiniUSB 5V変換パワーケーブル)をスイッチ経由の接続にして、未使用時のバッテリ消費をゼロにしようと思います。
このスイッチはサイドカバーに固定されているので、配線で車体側とつながってしまってはいけません。サイドカバーはメンテナンス作業などでわりと頻繁にはずすので、カプラーオンでの接続にこだわってみます。
ということで、スイッチに接続する配線を製作しました。
カタナのヒューズボックスには"POWER SOURCE"という電源供給端子(常時電源)がありますので、そこから、写真右側のケーブルで+12VとGNDを引っ張ってきて+12Vをスイッチに供給します。スイッチを経由した電源と、折り返したGNDを取り出し、2極カプラで5V変換パワーケーブルと接続します。
ケーブルを車体に取り付け、仮接続してみました。
エアクリーナーボックスなど、取り外した部品を戻し、ケーブルはこのような状態で取り出すようにしました。
スイッチのレバー表面には△形のマークが刻印されていますが、溝に塗られている白い塗料がところどころ取れてしまっていたので、一旦すべて除去しました。
突然の雨に降られながら、サイドカバーを車体に取り付け、作業完了です。