GSX1100S カタナのタンクのはずし方
とっても簡単ですよ。
まず、シートを外し、フレームカバーの固定ネジを外します。ここではNo.3のプラスドライバーが必要です。

ただ、マウントラバーが硬化し、シリコングリースなどで潤滑していない場合は外れにくいことがありますので、カバーを割ってしまわないように注意します。古くなったプラスチックは特に割れやすくなっています。
なお、マウントラバーはなるべく新しいものを使い、全体にシリコングリースを塗布しておくことをオススメします。ラバー自身のはめ込みもカバーの着脱もスムーズになりますし、何より、ゴムの劣化防止の効果があります。シリコングリースはゴムやプラスチックを侵しませんので安心です。
【スズキ純正部品】
09320-08018 クッション(円形)×2
09329-08003 クッション(楕円形)×2
※いずれも1個140円ぐらい
また、チョークノブがあるほうはチョークケーブルがつながっています。このケーブルは短く、勢い余って引っ張りすぎるとカバーにあるツメを折ってしまうことがあるので、ここも注意が必要です。

次に、燃料コックにつながっている負圧ホースと燃料ホースを外します。負圧コックのノブはONかRESにしておきます。燃料ホースを外すとホースやコック内のガソリンが垂れてくることがあるのでウエスなどを敷いてエンジンに掛からないようにします。


タンクがマウントアームから外れたときに重みでフレームに当たってしまうことがあるので、しっかり支えます。

タンクは下の写真の矢印が指すマウントアームで支えられているだけです。
