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アルミフランジの曲がり修正!(成功編)
もう1年以上前から、マフラー(ヨシムラ 手曲げチタンサイクロン)のフランジが、ボルトの締め過ぎでひん曲がっていました。

今日、取り外して改めて見てみると、ずいぶんひどい状態ですねぇ。
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フランジの上に出っ張ってるパイプは本当はすぐに外れるものですが、曲がったフランジが噛み込んで取れなくなっています。

以前、ボルト穴にドライバーの軸を突っ込んで腕の力で戻そうとしたこともありましたが、ビクともせず、あっけなく敗退。
アルミだからとあまく見ていましたが、どっこい、アルミ合金は剛性が高く、軽くても硬いのです。

それ以後、どうやれば修正できるのか、日夜をいとわず悩み続けましたが、ネットで検索して見つけた情報をもとに、いろんな工具を調べ、2つの特殊工具を手配しました。

ちなみに、ネットで見つけたのは、「マフラー フランジ 修正」で検索するとすぐに見つかるもので、ギヤプーラー2個を組み合わせた方法でした。

話しを戻して、購入した工具はコレです。
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ギヤプーラー(薄爪タイプ)とステアリングホイールプーラーで、何れもストレートで購入しました。
これに、M8×100ステンレスボルト2本、M8ステンレスナット4個、M8ステンレスワッシャ4枚、M10×15鉄ボルト(焼入れ無し)1本です。
※M8×100ボルトはもっと短いもので良いです

ステアリングホイールプーラーはボディのみ使用します。プーラーボディにM8×100ボルト2本を取り付け、これでフランジを押します。
中心のネジ穴にはM10×15ボルトを差し込み、ギヤプーラーのセンターボルトの犠牲になってもらいます。

そして、ギヤプーラーの褶動各部と先端に極圧性のあるグリースをつけ、フランジに組み付けた状態がこれです。
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ギヤプーラーのセンターボルトを17mmのメガネレンチで締め込んでいくと、ステアリングホイールプーラーが押され、両翼のM8ボルトがフランジのボルト穴の部分を押して、曲りを修正していく、という動作ですね。

なお、この方法はアルミ削り出しフランジの形状に合わせて考案したものなので、その他の形状のフランジでは上手くいかないかもしれません。

少しずつ締め込んでいくと、まず、フランジが噛んで取れなかったアダプターパイプが外れます。
工具を一旦外して、アダプターを取り外してから、再度組み付けて、今度はまっすぐになるまで少しずつ締めていきます。

締め込む間、ギヤプーラーの爪がすっぽ抜けないよう注意し、適宜、爪の幅を狭めてしっかりホールドできるようにします。

そして、ごくごく僅か、逆に反るような状態まで締めていけば完了!
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工具を取り外してみると、このとおり、すっかり真っ直ぐに修正出来ました!!
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いやー、始める前はどうなることかと思いましたが、1年3か月もの間、悩んできた甲斐がありました(笑)

4本とも修正し、マフラーを脱脂してバイクに装着して完了です!!!

エキパイフランジのボルトは、排気漏れを恐れて命がけで締める必要なんてなくて、ほどほどでいいんですよね。
by group-a | 2011-09-25 17:36 | GSX1100Sカタナ | Comments(2)
Commented by 88rt88 at 2019-10-15 21:06 x
詳しい解説で無事修正する事ができました。
ほんとうに助かりました。
ありがとうございますm(__)m
Commented by group-a at 2019-10-15 21:27
こんなモノでも参考にして頂けてよかったです>88rt88さま

この方法ですと、厳密にはフランジの形が[⌒⌒]のような形になるんですよね。曲がり方が酷いものだとより顕著にそうなる気がします。

いずれにしましても、お役に立ててよかったです。
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