マフラーのフランジボルト交換
前回交換したのは2010年3月28日でした。
ステンレスボルトではなく鉄ボルトにこだわってますが、光沢クロメート(ユニクロ)ボルトは1年半ぐらいの使用で劣化しちゃいましたね。
花咲かGで錆落とししたあとの状態ですが、青銀色のキラキラした光沢はすっかり失せ、灰色になってしまいました。花咲かGをクロメート皮膜にかけると泡を出して反応し、すべて溶け落ちてしまいます。亜鉛メッキにも影響があるので、使っちゃいけないみたいですね。
最近、RoHS指令のため、亜鉛メッキのクロメート処理に六価クロムを使用することができなくなってきているようです。その関係で、簡単に手に入れることができなくなっているのかもしれませんね。
本当は、最強の防錆力を持つグリーン(緑色クロメート)が欲しかったんですが、通販サイトでも購入できなくなっていました。以前はあったのに・・・買っとけば良かった・・・
さて、BCとクロメートの防錆力ですが、ユニクロが一番弱く、グリーンが最強、BCとクロメートはその中間です。ソースによってはこの二種類の優劣が逆に書いてある場合もありましたが、概ね、BCが強いようです。また、マフラーのフランジボルトにおいては、BCのほうが見た目が良さそうです。
ということで、今回はBCの方を使用してみることにしました。
これを使って締めるだけ。
ですが、今回はグリースを使わずに取り付けてみることにします。
というのも、THCなどの固着防止グリースを使用すると、固着の危険はなくなるものの、オーバートルクになりがちで、また、滑りが良いことから振動による緩みも出やすいのではないか、と考えました。
エンジンの雌ねじをクリーニングして、新品ボルトを使って取り付けです。
曲がりのないフランジ。うーん、美しい(o^^o)