カタナの純正シートの仕様変更
もとのスズキ純正部品 品番は45100-49306-DM6でした。
ところが、現在、上記品番で発注すると45100-49306-GZBに置き換えられます。
ということで・・・
Webikeのセールで清水の舞台からひもなしバンジーしちゃいました(汗)
写真左上が今回買った品番45100-49306-GZBのファイナル用シートです。右下は品番不明、ヤフオクでGETした未使用シートです。
ところで右下のシート、ヤフオクでの説明では「張替えシート」と記載されていましたが、シートバンドを留めるためのホックがついています。ホック付きの張替えシート表皮は普通は無いはず(カスタムオーダーでつけられるかもしれないが、位置データが無いと難しいはず)ですし、前後とも、表皮の質感が純正シートのものと見て間違いなさそうです。
ファイナル用と比べると微妙に色が違っていて、右下のシートのタンデム部分、グレーの色合いが少し青みがかったものになっています。ファイナル用は少し暗いグレー。
前側の青い部分も、右下のは明るめのブルー、ファイナル用は黒っぽいような紺色っぽいようなブルーです。
以上のことから、右下はSM/SR用のシートだと思われます。ちなみに、SMはSL(アニバーサリー)を国内向けに小変更し、シートバンドが追加されたモデルのようです。
さて、話を元に戻すと、45100-49306-GZBには色の違いよりももっと違っているところがありました。
45100-49306-DM6改め、新品番の45100-49306-GZBは、ブルーの部分が滑らかな表面のものに変更になっています。
もともとはザラザラの紙ヤスリのようなものでした。
オリジナルのザラザラ仕様は、どんな服装でも尻が滑らなくていいんですが、摩擦でパンツを削っちゃうレベル。その上、汚れがつくと非常に落としづらく、良し悪しなんですよね。
そういう点からするとこの仕様変更は、ユーザにとっては滑りやすくなったけど汚れ落としが楽でキレイに保てるという利点が。
ザラザラの特殊な素材から普通の素材に変更したのは、ザラザラシートの廃盤の影響か、供給継続のための素材統一などのメーカ側の背景があったのかもしれません。
何にしても、ザラザラ表皮仕様のファイナル用シートは廃盤で入手出来ないようです。