実走行テスト
ところで今日の路上走行、このバイクにとってかなりの年月を経てのものかもしれません。
今となっては素性が不明なため何とも云えませんが、"208"や"228"の製造年週がついたDUNLOP K510はゴムとは思えないほどに硬化していて、こんな状態で走行出来るはずもなく。
ちなみに3桁の製造年週は1999年までのもので、最後の1桁が製造年の西暦年号の下一桁。
"8"ということは1998年、1988年、1978年・・・、ということになりますが、1978年はありえませんので、1998年か1988年です。どっちでしょうね?
さて、1か月かけていろいろ見てきて、なんとか路上走行にこぎつけました。
出てすぐは暖機が不十分というのもありましたが、1速での吹けは明らかに悪く、トルクは谷だらけ。2速以上ではそこそこ普通に走れる感じではありました。
それよりもフロントブレーキのタッチがふにゃふにゃです。どうもキャリパーのピストンが固着しているかもしれないとのこと。メンテが必要です。
帰宅後、宮ヶ瀬まで足を伸ばして、帰宅直前に給油。
約60km走行したところで4.32L入りました。燃費は13.9km/L、けっこういい数字が出ました!?
下がグズグズしていたので10も行けばいい方だと思っていましたが意外でした。
最後にプラグチェックです。6000rpm付近固定にしてキルスイッチでエンジン停止。
2番シリンダー(右・前)側
続いて1番シリンダー側(左・後)、と、見てみるとプラグコードが半挿し状態!
え~~!!
もしかすると吹けが悪かったのはこれのせいかも!?
とりあえずプラグのチェックです。
プラグはパーツクリーナーでクリーニングして元通り取り付け、今度はシッカリとプラグキャップを装着しました。
エンジンを始動してみると、明らかにさっきまでと元気が違います!
自宅周辺を試走して再度プラグチェック。
2番シリンダー側(右)
下にはややトルクの谷が感じられるものの、概ね及第点でした。
付いていたプラグはカブり対策か、標準の範囲より熱価が低い7番なんぞがつけられていましたが、キャブをリフレッシュしてカブらなくなったのでこんな状態になったのかもしれません。
ここで思い切って取り置きのBR9ECMに取り替えてみました。