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何にもない日記 may4.exblog.jp

バイクとクルマと趣味と物欲の、何にも「なら」ない日記ですよ。GSX1100S KATANA、RGV250ガンマ、NSR250R、ランサーエボリューションなんかを取り扱っております。


by group-a

オイルポンプのエア抜き

※補足
この記事はオートバイの2ストロークエンジンの分離給油式エンジンオイルポンプについて、オイルタンクからオイルポンプまでのホースとオイルポンプ内のエアを抜く作業について記載しています。
オイルポンプからオイル供給先(スズキCCISの場合はシリンダー排気ポート側とクランクシャフト)につながるホースのエア抜きについては下記の別記事に記載しています。

NSR250R(MC21)でのオイルポンプのエア抜きについては下記の記事に記載しています。

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5日に交換したガンマのオイルホース、エア抜き作業をやりました。

その前に、朝はいつもの宮ヶ瀬へ。
週末の土日は4時30分に起きます。昨夜、自宅付近はにわか雨が降っていましたがこの時期は数時間あれば完全に路面は乾きます。

今日はカタナで出撃。夏休みを利用して西日本ツーリングに出ているYさん(仮名)からメールが来ていました。すぐに返事を返して宮ヶ瀬へ。
関東は相変わらず早朝から高温高湿。5:45スタート、今朝は27度でした。宮ヶ瀬はいつもどおりののんびりした空気、下界とは違って涼しいです。8時までみなさんとのんびり過ごして帰宅しました。

今日の走行50km

帰宅したらすぐ、ガンマの整備作業に入ります!

今日は、5日に実施したオイルホース(エンジンオイルタンクからオイルポンプまでのゴムホース)交換後に必要になるエア抜き作業をやります。

用意したものはこちら。
オイルポンプのエア抜き_c0147448_1750971.jpg
排出したオイルを受けるポリボトルと、オイルポンプのドレンからこぼれるオイルを受けるホースです。

ホースは、スズキ純正部品のフューエルホースのプロテクタの切れ端を使いました。ホースの片端を半切りにしてオイルを受けられるようにしています。
偶然、ホースの径がボトルの口の径とピッタリだったのでおあつらえ向き。
オイルポンプのエア抜き_c0147448_17525633.jpg
オイルポンプのドレンパイプのところにセットしました。
オイルポンプのエア抜き_c0147448_17535272.jpg
プラスねじを取り外すとエンジンオイルがこぼれてきますので、エアがポコポコ出てくるのを確認しながら、オイルだけが連続してこぼれてくるまで抜き続けます。エアが少し出てきました。

2ストエンジンはエンジンオイル供給が生命線。

オイルラインやオイルポンプがエアを噛んでいるとオイル供給が途絶え、エンジンの焼き付きを起こします。今回はポンプから上流、オイルタンクまでのホースを取り替えたので、そこのエアが抜ければ問題ないと思います。

慎重を期すためには、さらに一晩寝かせて再度エア抜きをしたり、混合ガスでエンジンを回しつつポンプから先のホースを抜いてオイルが出てくるのを確認すると良いようです。。。

大丈夫とたかをくくってエンジン始動。アイドリングのままオイルポンプだけを全開にします。(下の写真、危なっかしいのわかりますよね?)
オイルポンプのエア抜き_c0147448_1855020.jpg
写真にはあまり写っていませんがマフラーからたくさんの白煙が吹き出します。
オイルポンプのエア抜き_c0147448_1862844.jpg
エンジンを止めてプラグを見ると激カブり。大丈夫そうですね。
オイルポンプのエア抜き_c0147448_187027.jpg
パーツクリーナーで洗浄して元に戻します。

エア抜き作業、終了。

あとは細々とした部品交換です。

フットレストの先端についているボルト(バンクセンサー?)
オイルポンプのエア抜き_c0147448_18111643.jpg
ピリオンフットレストのローラー+クッション
オイルポンプのエア抜き_c0147448_18112331.jpg
フロントブレーキキャリパーのマウントボルト
オイルポンプのエア抜き_c0147448_18113114.jpg
さー、明日はガンマで出撃するぞーっ!
Commented by ねむちゃん at 2015-08-08 18:41 x
今日はカタナで行かれたのですね。
明日、お伺いしようと思います。
Commented by group-a at 2015-08-08 20:42
はい!よろしくお願いしまっす
Commented by peperon at 2015-08-08 22:38 x
僕のガンマ、エンジンはかかったのですが発進しようとする度エンスト…
キャブ開けてみたら片方は綺麗でしたが、もう片方はジェット類が軒並み詰まって、エアスクリューが固着して外そうとしたら欠けてしまいました(笑)
予備にとウルフ250(VJ21A)のキャブをヤフオクで落札してみたのですが、合うんでしょうかね…(笑)
Commented by group-a at 2015-08-09 01:58
VJ21Aには、ガンマでJ型(1988年)、FJ型(1988年SP)、K型(1989年)、FK型(1989年SP)、ウルフでJ型、K型、L型(1990年)があります。
全部で7つの形式になりますが、J型とFJ型が共通である以外、キャブレターのセッティングはそれぞれで違っています。

ウルフのキャブは実物を見たことが無いので不明ですが、ガンマJ型、FJ型とならボディーは互換性があるかもしれません。ガンマK型とはボディーも違っていると思います。

何れにしても、ジェットやニードルが6タイプ全部で違っているので、キャブを交換する場合はジェットを組み替える必要があります。詳しくはサービスガイドに記載されています。

ジェットを締めたり緩めたりするとき、普通のマイナスドライバーではサイズが合わないことがほとんどなのでナメやすいです。交換前提で慎重にやるか、サイズの合う特殊なドライバーを使うようにして下さい。
ボディーが損傷していなければ取り除く手立てもあると思いますので、最終的にはプロに依頼することも考えておいて下さい。
Commented by peperon at 2015-08-09 08:32 x
詳しくありがとうございますm(__)m!
僕のガンマはJ型で、もしかしたら互換性あるかな、と思い購入した次第です。

ジェット類は左右ともJ型標準に変えてみます。

ベッセルの細マイナスでいけるかと思ったのが運の尽きでした。

バイク屋さんに持って行ってみます!
Commented by group-a at 2015-08-09 12:14
なるほど、J型ガンマだったんですね。であればウルフ用のキャブボディは流用できるかもしれません。

ジェットはとても繊細な部品で、見た目が大丈夫そうでも僅かな詰まりや摩耗でエンジンの調子が大きく狂います。できれば新品を使ったほうが良いですが、地味にお金がかかりますね。
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by group-a | 2015-08-08 18:14 | RGV250ガンマ | Comments(6)