フューエルコック 44300-22D02
車体についているコックから燃料漏れしているみたいです。
OFFの位置でも少しずつ、じわじわ漏れ続けている模様。OFFでなぜ漏れるのか不明です。
手元にある中古品(レバーのOリングが欠品)に登場してもらっていろいろ調べます。
弁の構造はこうなっています。
コック本体はこうなっています。
・スプリングの圧着力が不足している
・弁に摩耗や傷、破損がある
・コック本体に摩耗や傷、破損がある
・内部に異物を噛み込んでいる
・そもそも少し漏れるのは仕方ない構造である
こんなとこですかね?
スプリングは小さいものなのでたいした圧着力は無さそうです。
プラスチックの弁がコック本体の穴に密着してガソリンが一滴も漏れない程の密閉力を発揮すると、レバーの回転に支障が出そうな構造です。使われているプラスチックの素材は耐油性・耐摩耗性・自己潤滑性があるものだとは思いますが。
となると、割れや傷、異物の噛み込みなどがなければ漏れてもしょうがない気がしてきました。
レバーについているOリングはガソリンが外部に漏れるのを防ぐためでしょうし、このOリングが切れると実際に漏れていました。
ともあれ、分解点検はやってみます。
ところでこのコックに使われているOリングですが、RGV250ガンマ VJ21A/VJ22A型のパーツリストではOリング2本は単品で手配出来ません。品番が無く、コックASSYのみの掲載です。
ネットで調べると、ヤマハのバイクで類似のコックが使われているものがあり、そちらではOリングにも品番が割り当てられているようです。ところが値段が異常に高い。ヤマハあるあるですかね。
さらに調べたところ、どうやらこれが使えそうです。
KAWASAKI純正部品 51039-003 リング 280円
レバーに付けるOリングはスズキTS125などのコックで使われているものですが、完全同型ではないものの、同じメーカーの製品みたいです。(TKのマーク、テイケイ気化器株式会社)
タンクに取り付ける面にはめる長楕円のものも寸法は一致しています。
何とかしたい、構造はどうなってる?と思っていたところ、ことらの記事に辿り取り着きました。
内部構造が分かって、とても参考になりました。
ありがとうございました。
もうご覧になっておられないかとは存じますが・・・
迷惑コメントの対策としてコメント承認機能を有効にしていたのを失念しておりました。せっかく書き込んで頂いたのに大変申し訳ありません。
こんな内容のブログでも役に立ったのでしたら良かったです。