520コンバート
ということを見越してカタナをガレージに預けておき、今日はカタナのチェーンとスプロケの交換作業をします。
2008年11月に純正の630から交換した530セット。サンスターの前後スプロケにゴールドチェーンという定番中の定番で、今まで見慣れた佇まい。チェーンは磨きすぎで金色の塗装?コーティング?が摩耗してしまってほぼ銀色になっています。
スプロケの丁数は、本当はフロント17T×リヤ45Tにしたかったんですが、リヤの45Tがずっと欠品で購入できる見込みがなかなか立たないため、16T×42Tで行くことにしました。530のときと同じ丁数です。
520スプロケは前後ともGSX1100Sカタナの520コンバート用として販売されているものですが、実車への取り付けは自己責任となります。車体への干渉など、不都合が無いことを自分で確認して取り付ける必要があります。
チェーンはRKのブラックスケールシリーズで販売されているもののうち、BL520X-XWがリッタークラスに対応した強度を持つものです。もうひとつBL520R-XWがありますが、こちらはミドルクラス対応なので間違いのないように。
取り外したチェーンはキンクなど起こしておらず、全コマしなやかに動きます。横方向への反りがどれぐらい出るか持ち上げてみると・・・
ちなみに、530-110Lチェーンの重さは2.28kgでした。
520-110Lチェーンの重さは?
530と520では幅が3ミリ違うので、そのぶんの重量差がそれなりにあると想像していましたが、たった260gの差ですか・・・
ちなみにリヤスプロケは、530ジュラルミンが400g、520スチールが800gでしたので、なんと2倍、400gもの重量増です(笑)
520は幅が狭い分、単位面積あたりの負荷が大きいためジュラルミンでは摩耗が速いことが想定されるので、どうしてもスチールにしたかったのです。重量増はやむなしですねぇ。
リヤスプロケを取り付けようとしたら・・・
630/530よりスプロケが薄くなった分、ボルトのネジ山部分が不足しています。そういやそんなことがブログにも書いてあったなぁ・・・
これでは確実に締め込むことは不可能なのでなんとかしなければなりませんが、ワッシャを挟んでみたものの、ちょっと見栄えが悪い。考えた末、ボルトをダイスで追加ねじ切りすることにしました。
前後スプロケの面が揃っているか、いろいろ手を尽くして見てもらったりしましたが、致命的なズレや干渉はありませんので、結局はセオリーどおりの取り付けで様子を見ることにしました。
チェーンをつなぎ、
EKのピンもローラーも真っ黒のも考えましたが、あまりに黒すぎると色気が無いかなと思って(笑)
ちなみに、クルマ用のホイールでOZのSUPERTOURISMOっていうのがありましたが、欲しかったなぁ~。ランエボVIの純正ホイールがOZで、意匠がSUPERTOURISMO仕様でしたが、まぁそこは純正ホイールということでデザインは手直しされたものでした。
何が言いたいかっていうと、このリヤスプロケのデザインがSUPERTOURISMOっぽくてカッコいいんですw
10年8か月、約45,000km使ってきたお疲れさまパーツ。
スプロケは前後とも、裏面にチェーンのプレートの当たりで軽微な摩耗がありましたが、歯の痩せはほとんどありませんでした。フロント側が少し摩耗してるかなぁ。
適正な張り調整と、清掃、注油をしっかりしておけば、そうそうダメになることは無いということですね。
9:40開始、16:40終了。7時間もかけました(笑)くたびれました。電池切れ。
ばね下の軽量化は効果的でしょうから性能面でもグッドですな。
それがしのカワサキは630の鉄スポロケ・・・45年物にはそれで十分ってところでしょうか。
梅雨明け待ち遠しいですね。でわごきげんよう~
カタナを含めた旧車の2倍近いパワーがあるバイクの標準が525ですから、全然余裕だと思います。
あとは見た目ですね~、630からサイズダウンすると・・・