GSX1100Sカタナ・レギュレートレクチファイヤ点検
レギュレートレクチファイヤに問題があるのかを切り分けるため、レギュレータの出力端子での電圧を測定します。
GSX1100Sカタナ国内仕様(SR)とファイナルエディション(SY)はヘッドライト常時点灯なので、ヘッドライト点灯による損失を取り除くためヘッドライトバルブのソケットを外してから測定しました。
エンジンを始動し、アイドリング回転数の1100rpmあたりにするとデジタルテンプメーターに14.0Vが出ました。
この状態でヘッドライトを点灯させた場合の電圧がほぼ昨日の測定結果の13.5Vですので、ライト点灯で約1V降下するみたいです。
ん!?
ヘッドライト常時点灯ではない輸出仕様車は、ヘッドライト消灯時はジェネレータ2回路、ヘッドライト点灯時は3回路使って対応しているという話を聞きました。(未確認)
国内仕様であるSR/SYは常時点灯で、ジェネレータも3回路常時使用です。
にもかかわらず、ヘッドライト点灯で1V降下して、本来14.5Vあるはずの電圧が13.5Vに低下するということは、バッテリーの充電能力が常に低いということでは?
そういえばバッテリーが常にちょっぴり弱い、なんだか充電不足気味な気がしていましたよ。
ハーネスなどの配線の経年劣化で損失が増えている部分もあるかもしれませんが、基本的には輸出仕様車と大差無い電装系でヘッドライト常時点灯にしたことで電圧不足気味になっているんでしょうかね?
ハーネスは純正部品の新品を確保していますが、いま時点でハーネス交換はちょっともったいないwので、そういうことにしておきます。
ともかく、アイドリングで14.5Vの出力電圧をキープしているということで、レギュレートレクチファイヤも問題無いことが判りました。