台風19号
関東地方は金曜日から台風から伸びる雲がかかり、日本全国で雨が降っていたのは関東と静岡の一部でした。
明けて土曜日。夜中から雨が降っており、朝のうちから本降りの雨になっていました。台風19号の大きな雲がほぼ日本列島全部を覆っています。
土曜日は一日じゅう雨で、夕方以降は雨もいよいよ本腰を入れて強く降り、というより、風で雨が吹き付ける感じになっていました。こうなるともう、家でじっと耐えるしかなく、こんな状況の屋外でじっと耐えている愛車たちが不憫に思えて泣けてきます(笑)。といっても、どうすることもできないんですが。
21時頃に台風の中心が通過するので、このあたりが峠でしょうか。
果たして21時過ぎになるとそれまで外で吹き付けていた雨の音がパッタリ止み、雨も風も台風のものとは思えない程の小雨になっていました。
さすが台風の目、と思いましたが、今回の台風19号は南側の雲がほとんど無く、中心の通過と同時にほぼ雨が止んでしまうというものでした。
自宅周辺は河川氾濫や、排水が追いつかないことによる冠水などがほとんど心配ない地域なうえに、雨戸を閉めた自宅にこもりっきりだったので、土曜日の夜はあちこちで被害が出ていたことはテレビの映像でしか知ることはできませんでした。
翌、日曜日の朝。
この時間はまだ真っ暗でしたが、関東の空は雲ひとつ無い快晴になっていました。
気になっていた車やバイクですが、カバーが取れたり破れたりすることはなく、無事な姿で静かに佇んでいました。台風が通過したあとの吹き返しの強い風もなく、ホントに無風。静かな朝です。
台風19号は恐れていたような強い風は無く、ただひたすら長い時間、大雨を降らせた台風でした。
濡れたカバーをはぐり、当たり始めた朝日にさらして乾かしつつ、車やバイクの湿気を飛ばします。
バイクカバーの裏側は不織布で水を吸うと乾きにくいので、裏返して乾かします。
いつものようにバイクで走りに行った仲間からの情報によると、あちこちで土砂崩れや、増水して溢れた河川の水によって運ばれた大量の土砂が道路に堆積していたりと、ひどい状況のようです。また、宮ヶ瀬のいつもの場所も水や土砂が溜まったりしてバイクで行けるような状況ではありませんでした。
こんなにいい天気ですが、今日はバイクで出るのは完全に諦めました。
ここに居た少しの間にも、幾台ものバイクや車が通行止めの表示を見て引き返していきました。
戻って国道412号線を北へ回り、オギノパン手前の北岸道路入口付近。
宮ヶ瀬周辺の道路は、宮ヶ瀬へ行けなかったたくさんのバイクが行き場を失ったように走っていたのが印象的でした。
山の斜面から湧き出した水や土砂で一部の路面が濡れており、ちょっと汚れてしまいましたので、ブレーキダストで真っ黒になっていたホイールともどもキレイに洗って、三連休なか日の一日は終了です。