NSR、カウル修理 番外１（プラリペア）

カウルの爪の欠けたところを補修してみます。

今日はこれ。

パーツリストには、インナーロアーカウル、と書いてあります。これの左側に、左のアンダーカウルの爪を引っ掛ける「受け」の部分がありますが、それが欠けています。今日はこの欠けた部分を再生します。まず、缶ビールの空き缶から切り出したアルミ板を貼り付けます。補修材のツキをよくするため、割れの断面をカッターナイフでこそいでおきます。補修材はプラリペアを使います。
専用液を染み込ませたパウダーをアルミ板の上に盛り付け、液と適度に継ぎ足しつつ、手早く、少し多めに盛っていきます。数分で硬化するので、頃合いを見てアルミ板を剥がし、ナイフとヤスリで整形。これでだいたい形になりましたが、接合部分が弱そうで、引っ張れば剥がれそうです。汚れを洗浄し、裏側から境目に溶接みたいな感じで補強の肉盛りをしました。ちょっとわかりにくいですが。力がかかるところではないので、装着状態でまた割れることは無いと思いますが、カウル着脱のときには気をつけたほうがいいかも。割れるとしたら、プラリペアのところよりその周りが負けそうな感じ。
それにしても、NSRのカウルの爪は肉薄なところが多いです。